2011年5月21日

日本一早い鮎の友釣り

5月1日、和歌山県有田川は日本で一番早い鮎の友釣りの解禁を迎えた。釣り人にできるだけ長い間鮎釣りを楽しんでもらおうと、過去2年の試験期間を経て今年の解禁に踏み切った。
今回は2人のエキスパートが、有田川上流部と下流部に分かれて実釣。友釣り解禁の盛り上がりを伝える。
 5月2日、有田川上流部の板尾大橋下からスタート。アングラーは森岡達也。朝の水温は11℃と低く、鮎の追いも悪い。森岡は石裏のたるみにオトリ鮎を送りこみ、そこに群れているであろう野鮎を狙う。しばらくしてヒット。14cmぐらいだろか、5月の初旬にしては結構良いサイズ。森岡は、その後も石裏で鮎を掛ける。
 午後、キャンプ場下の瀬に移動。水温は14度に上昇。元気の良い鮎が瀬に付いているはずだ。森岡は仕掛けに1号のオモリをつけ、オトリの泳ぎを制御し、瀬の中に入れる。やがて目印が勢いよく走り、追い星の美しい鮎がヒット。
 解禁日から5日後の5月6日。鮎釣り界の帝王の異名を持つ村田満は、有田川下流の前川橋下にいた。「今日の目標は3桁、100匹や!」とカメラに宣言。
 2時間後、7尾。「あかん、どうしよ・・・」村田の顔が曇る。ポイントを移動、吉備中央大橋下へ。オトリを入れるや否や、ヒット。「ここはいけるで!!!」村田が叫ぶ。果たして目標の3桁釣りなるか?

詳細情報

場所/ポイント 和歌山県有田川
出演者 村田 満(むらた まん)
森岡 達也(もりおか たつや)
タックル図
----- 使用タックル -----

取材地連絡先 有田川漁業協同組合
TEL:0737-52-4863
テレフォンサービス:0737-52-7882