真冬の海で熱いファイトを繰り広げる。今回は和歌山の海でキャスティングとジギングのルアーゲームを紹介する。
アングラーは関西を代表するソルトルアーフィッシングのスペシャリスト古谷秀之と、番組初登場、神奈川在住のエキスパート西野成彦。
２人が狙うのはブリ。成長に応じて呼び名が変わる出世魚の代表格として知られ、そしてパワフルなファイトが魅力のターゲットだ。
初日は和歌山県の南端に近い、すさみ港から出船して太平洋で釣る。だが太平洋とは言え、ポイントは岸から近く、水深も20m程度しかない。まずはキャスティングでブリを狙う。ビッグプラグでトップを引いて魚を釣るこのゲームは、魚がルアーにバイトする瞬間が見ることができるので、各地で人気沸騰中。
朝一番、二人はキャスティングでブリを狙うがノーヒット。そこで今度は沖のポイントへ移動。水深100mにある魚礁まわりをジギングで攻める。このジギングもオフショアフィッシングでは根強い人気のゲームだ。
そしてジギングに変更して早々、西野がヒット。釣れたのはカンパチ。関西ではシオ、関東でショゴと呼ばれる小型サイズだ。続けて古谷もヒット。こちらも同サイズ。サイズアップを狙うもその後、潮が緩み、初日はこの２尾で終了。
２日目、二人は北へ35キロ移動し、田辺湾でキャスティングに挑む。ここのポイントも水深は浅く20mもない。ところどころで海底が見えるほどだ。果たしてこんなところで釣れるのか。西野がルアーをキャスト…、すると第一投からいきなりチェイス。一気に２人はヒートアップ。さらに同じ場所を通す。ルアーの背後で水面が盛り上がる…。次の瞬間、水しぶきが上がる！

寒さを吹っ飛ばす熱いファイト。
どうぞお楽しみに。