今回は、新しいコンセプトのボート・エギング、「ティップラン エギング」を紹介。三重県で発案され、関西で人気が高まり、いまや全国的に注目が高まっている釣りだ。
ティップラン エギングとは、アオリイカが抱きついた瞬間に、ティップ=竿先が、ラン=走る(戻る)ことから、その名が付いた。穂先の柔らかいロッドを使うことによって、これまで取ることが出来なかった、微妙なアタリも取れるようになった。活性の低い冬場に“もってこい"のスタイルだ!
釣り方は、自重のあるエギ(アオリイカ専用のルアー)やオモリの付いたエギを海底まで沈め、着底したら、5〜10回ほど、細かなジャークを入れて巻き上げる。シャクった後、エギをポーズさせ、アタリを見る。この時、穂先はエギの重み水の抵抗で少し曲がっている。アオリイカが抱きつくと、穂先が真っ直ぐに戻り、それがアワセるタイミングとなる。
従来のエギングと大きく異なる点は、エギをフォールさせない、ということ。通常使うエギより重いため、フォール中に「乗る」確率は低い。その代わり、エギをポーズさせて抱きつく「間」を与えるのだ。
アングラーは、エギングのエキスパート、宮澤幸則、と、海のルアーフィッシングのパイオニア、村越正海。
今、話題の新釣法!エギングのニューワールドへ貴方を誘います!
どうぞお楽しみに!!