アカムツ、オニカサゴなど市場にもあまり出回らない、釣り人だけが出会える高級根魚を釣る。静岡県焼津港に現れたのは、沖釣りのエキスパート松永直己と、SFA齋藤絵理の二人。
午前7時焼津港を出発。わずか10分程で水深200mを越える深場のポイントに到着。陸から近い場所で水深が200mもあるというのも駿河湾の大きな特徴で、起伏の激しい海底には様々な魚が生息している。
ポイントに着くと二人はまず縦に広い範囲を探る事ができる胴付き仕掛けで、滅多に釣れないことで“幻の魚”とさえ呼ばれる、アカムツを狙う。アカムツは海底から約2~3mの所にいることが多い。
まずヒットがあったのは深場釣りが初めての齋藤。船長に促され巻き上げると・・・掛かっていたのはユメカサゴ。
その後も二人はユメカサゴ、チゴダラ(ドンコ)、ウッカリカサゴなど楽しい、嬉しい、美味しい根魚五目を楽しむ。
潮も動きだし、活性が高まってきた頃、松永の竿に、これまでと違うアタリが!!上がってくる途中、何度も竿を叩く。これは一体・・・?
水面から上がって来たのはメタリックレッドに輝くアカムツ!!数も少なく1日に何回アタリをもらえるかという幻の魚アカムツをまずは松永が釣り上げた。
続けて齋藤もヒット!水深250mから巻き上げる間もドキドキワクワク。魚が竿を叩く度にその興奮度が頂点に!そして見事アカムツをゲット!初チャレンジで嬉しい一尾だ。
今度は仕掛けを天秤仕掛けに変えて、狙いをオニカサゴにしぼる。海底を横に広く探り、根に付くオニカサゴを釣ろうという作戦だ。
ここでも最初のヒットは齋藤。竿が大きくしなる。上げてみると、なんと珍しいオニカサゴのダブルヒット!初めてのオニカサゴに齋藤も大喜び!!
沖の深場釣り、初挑戦の女性アングラーが、いきなりの大活躍!
一見難しそうな深場の釣りだが、優しい(!?)船長が丁寧に教えてくれるので初心者でも安心!さらに「幻」とまで言われる高級魚を自分で釣って食べれば、その喜びは格別です!
場所/ポイント | 静岡県 焼津沖 |
出演者 |
齋藤 絵理(さいとう えり) |
タックル図 |
----- 使用タックル -----
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取材地連絡先 | ともわ丸 054-628-8238 |