2009年11月7日

磯シーズン到来 エキスパートの攻略術

いよいよ本格的な磯シーズンに突入する。今回はエキスパートの二人が初心者から上級者まで、是非参考にしてほしいグレ釣りの攻略法を紹介する。場所は愛媛県、宇和海の日振島、グレをはじめ磯釣りでは人気のフィールドだ。

10月下旬、山元八郎と田中貴、二人のエキスパートがこの島を訪れた。
山元は日本最大規模のグレ釣りトーナメント「グレマスターズ」での6度の優勝を含め、5魚種30回以上の全国大会優勝経験を持つトップトーナメンターだ。一方の田中もグレマスターズで3連覇を果たした、新進気鋭のアングラー。
トーナメンターの二人はシーズン序盤のグレをどうやって攻略するのか。

実釣に先立ち、二人に互いの注目点を訊いてみた。これまで大会などで数度、田中の釣りをみてきた山元は、田中の釣りについて「マキエサを入れる場所と仕掛けを入れる場所が正確」だと分析する。

対して田中は山元の釣りについて「全てが凄いが、特に注目しているのは状況に応じて、一投一投目紛しく変えていく仕掛け」だという。

マキエサとサシエサをいかに同調させるかが釣果をわけるカギとなるこの釣りにおいて、二人の注目点はまさに基本となるばかりでなく、もっとも悩むところ。番組ではこれら注目点を中心に二人の釣りを紹介する。

今回のロケは、台風のウネリが入り、強風が吹き荒れるという、とても過酷な条件だったが、その中でも田中は40センチオーバーの良型のオナガとクチブトを、そして山元は型こそ出なかったが30~35センチクラスを数多く釣り上げた。

どんな条件でも魚を引きずり出し、人より多く釣るトーナメンターの攻略術をマスターして、トップシーズンに活かしてほしい。


詳細情報

   
 
 
場所/ポイント 愛媛県日振島
出演者 山元 八郎(やまもと はちろう)
田中 貴(たなか たかし)
タックル図
----- 山元 使用タックル -----
ロッド
トーナメント磯 極剣 MI-52
リール

トーナメントISO-Z 競技2500LB

道糸 1.65号
ハリス 1.5~1.85号
ウキ -B
ハリ グレ5号

----- 田中 使用タックル -----
ロッド
DXRメガチューン 1.35-53
リール

トーナメントISO-Z 競技2500LBD

道糸 1.65号
ハリス 1.65号
ウキ 00
ハリ グレ4号

取材地連絡先 はまざき渡船
(0895)28-0212