ゲームフィッシングの最高峰、カジキ釣り。海面からビル(角)が突き出し、ジャンプした瞬間、誰もがカジキの虜(とりこ)に…
そんなカジキに魅了された男、青島常昌はチーム・プレデーターFCを率い、世界中のカジキに挑んできた。
今回、青島は、スピニング・タックルで御前崎大会に挑む。
通常、カジキ釣りはラインキャパシティが広いトローリングリールに50ポンド~80ポンドのラインを巻く。しかし彼らは、ゲームフィッシングの新たなる可能性を求め、スピニングタックル30ポンドラインで挑戦する。30ポンドラインは通常15kgのテンションで切れてしまう太さ。しかし相手にするカジキは100kgを越す“化け物”。これを攻略するには息の合ったチームプレーが不可欠。操船技術、アングラーのタックル捌き、キャプテンの判断力が勝負を決める。決して運だけで釣れる魚ではないのだ。
午前7時、スタートフィッシングの掛け声と共に、40艇以上の船が一斉に駿河湾に飛び出す。しかし海の状況は決して良いとは言えない。波が高く、スピニングタックルでファイトするには難しいコンディション。プレデーターFCは、終了1時間前にヒット!荒波の中、巻いては出され、巻いては出されの繰り返し。ラインはいつ切れてもおかしくないほど延びている。ここまで慎重にカジキとの距離を詰めてきたアングラーの永山、キャプテン青島の掛け声で一気に勝負に出る!2時間を越すスタンディングファイトの結末や如何に…?
場所/ポイント | 静岡県下田市/御前崎市 |
出演者 |
青島 常昌(あおしま つねまさ) 野上 雅行(のがみ まさゆき) 永山 剛史(ながやま たけし) |