狙った獲物は逃さない・・・。投げ釣りのスペシャリスト・高橋明彦にとって未開の地・秋田県でシーズン序盤のシロギスを狙った。
神奈川県茅ヶ崎を拠点に置く高橋にとって秋田県の釣行は今回で2度目。1度目はフィールドテストで訪れただけで本格的な実釣は今回が初めとなる。
1日目、最初に選んだ場所は秋田市内から南へ7km下った「桂浜」。もちろん初めて訪れた浜である。初めてのポイントに入った時、高橋が重要視するのは、いかに少ない投数でその釣り場の「情報」を得るかということ。
地形・アタリのある場所・キスが食ってくる針の位置・反応するエサ。第1投目、道糸7色(1色=25m)175mの遠投。10分掛けて手前までじっくりと探る。
しかし、反応はない。2投目、同じく魚の反応がない。
「キスがいれば必ずアタリはある・・・」。高橋は、なんとたった2投で桂浜を離れた。
北上すること50km。次に向かったのは、秋田県の投げ釣り師たちが声をそろえて一級ポイントと謳う「釜谷浜」。ここで高橋のとてつもない情報収集劇が始まる。
1投、また1投、投げれば投げるほど面白いように結果が生まれる。
6月上旬の活性が上がりきっていないキスが高橋の手によって次々と釣り上げられる。
「投げ釣り」それは、投げる、巻く、を繰り返す単純な釣り・・・。
しかし、その中で人よりも釣果を上げるためには、ポイントを見切る判断力やエサを追うキスの姿を想像する力、アタリの取り方、仕掛けの選定など様々な要素が必要となる。
投げ釣りのスペシャリスト・高橋明彦がみちのく・秋田のシロギスを徹底的に釣り歩く!
「投げ釣りとは、こんなに面白い釣りなのか・・・」と考えさせられる30分。
場所/ポイント | 秋田県釜谷浜 ほか | ||||||||||||
出演者 |
高橋 明彦(たかはし あきひこ) |
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タックル図 |
----- 高橋明彦 使用タックル -----
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