もうすぐ鮎解禁!今回は友釣りファンのために昨年9月に収録した、九頭竜川の鮎釣りをお届けする。名手の最新釣法、必見です。
アングラーは2003、2004鮎マスターズ優勝の伊藤正弘と2007優勝、2008準優勝の森岡達也。
伊藤はソリッド穂先(中が詰まった)のロッドを駆使したオートマ釣法で名を挙げ、一方の森岡はチューブラー穂先(中が空洞)の直線引きに定評がある。
今回、伊藤は従来よりも曲がりが少なく、オトリの操作性を重視したソリッド穂先のロッドを使用。森岡は従来よりも瀬の中でオトリ鮎が自由に泳ぐチューブラー穂先のロッドを使用。
それぞれ性格の異なるロッドを使うが、実は2人の釣りには共通点がある。それはオモリ。決して、弱ったオトリ鮎を底に沈めるだけの消極的な使い方ではなく、オトリ鮎をコントロールするための積極的な使い方なのだ。
森岡は言う、「瀬の中でオトリを泳がせると、オモリのすぐ後ろに流れのたるみができるのでオトリが流れの抵抗を受けず安定して泳ぐ気がする。競輪でいうスリップストリームのようなもの」と。
一方、伊藤は撮影の2ヶ月前までオモリを使ったことが無かったと言う。「一度使ってみるとケラレが減った。野鮎が掛かると暴れまわるが、オモリがブレーキの役目を果たし針が食い込む」
2人は、チャラ瀬から平瀬、早瀬と九頭竜の様々なポイントを攻めた。そして2日間で100尾近い釣果を得た。
鮎解禁直前、名手の最新の釣りを紹介する。
場所/ポイント | 福井県九頭竜川 | ||||||
出演者 |
森岡 達也(もりおか たつや) 伊藤 正弘(いとう まさひろ) |
||||||
タックル図 |
----- 使用タックル -----
|
||||||
取材地連絡先 | 九頭竜川中部漁業協同組合 (0776)61-0246 (0776)61-3219(テレホンサービス) |