今回は、ソルトルアーフィッシングのパイオニア・村越正海が、静岡県・伊豆半島を舞台に、ムラソイ、カサゴ、メバルという根魚人気三大ターゲットを朝から晩まで釣り歩く！

まずやってきたのは、岩が敷き詰められたゴロタ場。ターゲットはムラソイだ。
ポイントにつくや否や、村越はキャストするでもなく、足下の岩の隙間に、ワームを垂らし始めた。いったい何をやっているのか？と、その時…「きたよ！」そう言い、岩の隙間から出てきたのは、ワームに食い付いたムラソイ。その後も、隠れ家を探すかのように、ゴロタ場を歩き回りながら、ムラソイを掛けていく。

一見、たまたま魚がいるから出来る事かのように見えるが、実は、こうして色々な魚が釣れる場所は、全国各地に有ると言う。たまたま、そこに住んでいたのがムラソイだった、という訳だ。

「ゴロタ場に魚が住む理由は、この岩の下にある」そう言い村越が岩を持ち上げると、そこには魚の餌となる小ガニや、ゴカイの姿が。
魚のエサとなるものが住んでいる場所が釣り場になるのだ。
「ただ、そこに住んでいる魚が変わるだけ」試しに、ポイントを変え、同じ釣り方でワームを落としてみると…。上がってきたのは、カサゴだった。

日が暮れ始め、暗くなってきた頃、今度は、メバルを狙いに行く事に。村越が言うには、尺（30㎝）オーバーが、信じられないくらい釣れると言う。
果たして、結果は？