静岡県、伊豆半島。数多くの磯釣り場があり、冬のメジナ釣りが最盛期を迎えている。

中でも超Ａ級ポイントとして知られる神子元島。この沖磯に２人の磯釣り師がやってきた。伊豆半島をホームグラウンドとするベテラン大物釣り師、丹羽正と２年連続グレマスターズ王者、新進気鋭の田中貴。

この日の海はうねりが強く初めて神子元島を訪れた田中も驚きを隠せない。「本当にこんな状況で釣れるのか！？」

しかしここは王者田中。一投目から４０cmオーバーの良型メジナを釣り上げ、その後も数を重ねる。想像以上の釣果に田中も大興奮。一方の地元の丹羽も口太、尾長それぞれ良型を連発して一日を終える。

２日目は須崎港から出船し爪木崎沖にある小島というポイントへ。
その名の通り小さな磯は海の状況が悪いとなかなか渡れないというレアポイント。
しかし昨日とは打って変わってメジナが食い渋りエサ取りも多い。さすがの田中も首をかしげる。果たしてここで２人はどういう釣りを見せるのか？競技派思考の田中、じっくりと大物を狙う丹羽。

全く異なるスタイルの２人が互いの釣りを徹底分析。冬のメジナを攻略していく。