2009年1月31日

国境の島・対馬 ライトジギングでヒラマサを獲る

長崎県対馬。日本最北西端に位置するこの島は、韓国との国境に接しており、晴れた日には釜山の街を望むことができる国境の島だ。この海域は、対馬海流の真っ只中に位置し、プランクトンが多く、魚の宝庫として知られている。

昨年末、2人のアングラーがこの島を訪れた。古谷秀之と吉田匡克。関西を代表するソルトアングラーだ。今回この2人が狙うのはヒラマサ。最大体長は1.5メートルを超え、重量は35キロにも及ぶ。そのヒキは強く、猛烈な勢いで走りまわることから「海のスプリンター」の異名を持つ。この魚をライトジギングで釣る。

ポイントは島の回り、船で30分から1時間ほど沖、水深にして60mから85mの場所を転々とする。そして2人が用意したタックルは、ベイジギング用のロッドとPE2.0号を巻いた200番サイズの小型ベイトリール。それに60ポンドのリーダーをつけ、130グラムから200グラムのロングジグを使い分けて釣る。

相手は何と言ってもスピード感溢れる強烈なファイトで人気の究極のターゲット・ヒラマサ。この究極のターゲットを制するには、アングラーの卓越したテクニックと、それを支えるタフでパワフルなタックルは不可欠だ。

スペシャリスト2人の巧みなジャークテクニック。ライトタックルならではのスリリングなやりとり、そして紡錘形の美しく逞しい魚体・・・。

ライトタックルの限界に挑む紙一重の攻防を是非ご覧下さい。


詳細情報

 
場所/ポイント 長崎県対馬沖
出演者 古谷 秀之(ふるや ひでゆき)
吉田 匡克(よしだ まさかつ)
タックル図
----- 古谷・吉田共通 使用タックル -----
リール
RYOGA BJ C2020PE-H
ロッド
SALTIGA BAY JIGGING   
SG-BJ 64XXHB
ライン ソルティガセンサー #2‐35lb. 200m
リーダー フソルティガ ショックリーダー  Type F 60lb.
ルアー シスピードジグ FL 130~200g
ソルティガ サクリファイスリーフ 140g