今回のターゲットは、釣りも楽しめて、料理も美味い!高級魚キンメダイ。
その名の通り、金色に光る目。そして赤と銀に輝く魚体は、多くの釣り人を魅了する。『深海の舞姫』と称される美しい魚だ。
静岡県東伊豆にある稲取。この町はキンメ漁が古くから盛んで、稲取駅の前にはキンメダイのオブジェがあるほど。
そんな稲取の地に足を踏み入れたのは、深海や大物釣りの大御所・田原泰文。そしてサラリーマン釣り師・松永直己。本格的なキンメ釣りは初チャレンジ。
というのも、今回挑むキンメ釣りの仕掛けは、25本もの針を使う胴突き仕掛け。水深は300m〜400mにも及ぶもの。いわゆるハードタックルを使った、限りなく漁に近い形態の釣りだ。
船の上で仕掛けとエサ付けを行うのは困難な為、前日に仕込むのが基本。早速、田原と松永は宿で仕掛け作りに取り掛かる。田原の指導を受けながら、慣れない作業を黙々と進めていく松永。仕掛け作りは、夜遅くまで行われた。
午前五時。出船ポイントは、新島周辺。港から約一時間半の道程。そしてポイントに到着。船長の合図で、一投目投入。仕掛けが着底してから数分で二人の竿に反応が。待つことおよそ20分。船長の掛け声でひきあげる。田原は2匹のキンメダイを釣りあげたが、松永の仕掛けには何もなし。悔しがる松永。そして二投目、2人の竿にまた激しいアタリが…。仕掛けを上げる度に鈴なりに連なる美しいキンメダイ。その画は圧巻の一言。
釣りを楽しんだ後の料理も必見。脂がのって溶けるような食感の稲取キンメダイを、皆さんも是非、家族揃って食して過ごしてみては、如何でしょうか。
場所/ポイント | 静岡県・稲取 |
出演者 |
田原 泰文(たはら やすふみ) |