2008年12月13日

愛媛の海は絶好調!投げのカレイ釣り珍道中

愛媛県の瀬戸内海沿岸では、秋から冬にかけて、のっ込み(産卵期)のカレイが旬を迎える。
アングラーの一人、渡部裕司は愛媛県松山市出身、愛媛の海は知り尽くしている。

もう一人のアングラーは、大阪出身コテコテの関西人中本嗣道。
二人は投げ釣りのエキスパート。息の合った絶妙のコンビネーションで、投げのカレイ釣りの極意を披露してくれた。

10月30日、二人は松山市の鹿島一文字と呼ばれる波止に上がる。中本は初めての場所だが渡部は18年通い詰めているお得意のポイントだ。この日は大潮。干満の差が約3mもあり潮の流れが非常に速い。魚の活性が上がるが、その分エサトリの動きも活発になる。渡部は開始早々サバフグにハリスを切られる。
一方の中本は、カワハギとウミヘビをセットでゲット。その後も二人はベラやエイ、海毛虫などのエサトリに苦戦する。

しかし、二人は何といっても投げ釣りのエキスパート。渡部は波止先端の掛け上がりで34cmのマコガレイをゲット、中本も波止の中央で潮の変化を見逃さず、30cmを釣り上げた。

さらにその後中本は海面に漂う潮目から、その直下に掛け上がりがあることを確信しそれまで遠投、中投、近投と投げ分けていた竿を一気に潮目に集中させ、みごと35cmの良型をゲットした。

10月31日、二人が上がったのは今治市の怪島。この日の天候は曇りで昨日に比べるとやや肌寒い。エサトリの活性が少ない分、カレイの動きも活発でないことが懸念される。

中本は誘いをこまめにかけカレイの食い気を誘発する。一方の渡部はカレイが嫌がる海毛虫に苦戦、何度も打ち返しを行い徹底的に海毛虫を排除。
その後中本は35cmをゲット、渡部は2尾のカレイを釣り上げた。

さらに、1時間ほどの潮どまりから潮が動き始めた直後、渡部はナント居眠りの最中に3尾目をゲット。中本は「寝ている人が釣れて、起きている人に釣れないわけがない…。」と発奮みごと36cmをゲット。

結局、二人は2日間で合計9尾のカレイを釣り上げた。カレイの爆釣ノウハウを余すところなく紹介した回に、乞うご期待! 


詳細情報

 
場所/ポイント 愛媛県松山市かしま鹿島いちもんじ一文字
愛媛県今治市けしま怪島
出演者 渡部 裕司(わたなべ ゆうじ)
中本 嗣通(なかもと つぐみち)
タックル図
----- 渡部 裕司 使用タックル -----
ロッド
トーナメントサーフII33号-405
リール
タイドサーフ5000QD
道糸 サイトサーフ4号
力糸 サーフキャスターちから糸 4~12号
オモリ 27号
ハリス 5号
ハリ カレイバリ14号

----- 中本 嗣通 使用タックル -----
ロッド
トーナメントサーフII30号-425
リール
タイドサーフ5000QD
道糸 ハイパーサーフセンサー2号(PE)
力糸 かっ飛びちから糸2~6号(PE)
オモリ 30号
ハリス 5号
ハリ カレイバリ13号