ヒラマサ、ワラサ、メジマグロ(クロマグロの幼魚)。さらにマダイやヒラメも。誰もが喜ぶ魚が一度に狙える夢のような釣りがあるという。今、九州で人気の落とし込み釣りが、それだ。
最初に火がついたのが長崎県平戸島にある早福。10月23日、プロアングラー大塚貴汪は、落とし込み釣り初挑戦の早川友治とともに現地を訪れた。
港を出て走ること約30分。船長の合図の下、船宿特製の仕掛けを投入する2人。と言ってもさほど珍しくない6本針のサビキ仕掛けである。ややハリスが太いのが特徴と言えば特徴。これで本当に青物やマダイが釣れるのか?
投入直後、竿先にプルプルとした反応が。「イワシが掛かりましたね。」と大塚。が、竿を上げると思いきやラインを少し送り出した後、そのままほったらかし。「えっ???」意外な展開に撮影隊はびっくり。すると、今度はゴゴゴっと強烈なアタリ。大塚の竿を弧にしならせ上がってきたのは、丸々と肥えた美味しそうなメジマグロ。「これが落とし込み釣り!まず餌のイワシをサビキに掛け、そのまま下に落とし込みフィッシュイーターを釣ることからそう呼ばれているんです。」
タネ明かせば何のことは無い、いたってシンプルな泳がせ釣りである。が、餌が掛かる度に仕掛けを上げる手間がいらないとても効率の良い釣り。初挑戦の早川は「ずっと魚っ気があって面白い!病み付きになりそう。」
最初のポイントでメジマグロを連発。しばらくすると「ヒラマサも釣りたい」と欲張りな2人は次のポイントへ移動。が、そこで待っていたのは、爆笑&驚きの結末・・・
竿が曲がりっぱなしの30分。恐るべし、落とし込み釣り!
場所/ポイント | 長崎県 平戸市 早福沖(はいふくおき) | ||||||||||||
出演者 |
大塚 貴汪(おおつか たかひろ) 早川 友治(はやかわ ゆうじ) |
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タックル図 |
----- 大塚 貴汪 -----
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