沖縄県本島の運天港から、約２８km北に位置している伊是名島。島の中央には琉球松が美しい山脈が走り、その周りには、のどかな田園風景、海には珊瑚が広がっている。そんな手付かずの自然が多く残っている伊是名島にやってきたのは、ソルトルアーフィッシングのパイオニア・村越正海と、沖縄県在住のアングラー・与那嶺功。まず、２人が挑戦する釣りは、過去にこの番組でも紹介したことのある“するするスルルー”。沖縄の言葉で、キビナゴの事をさすスルルーをエサにし、全遊動式の仕掛けでスルスルと流しながら狙うこの釣り。本来は磯で楽しむ釣りだが、今回は船から挑戦することに。ポイントでエサを流していると、村越にアタリが！ヒットしたのは、まるまると太ったスマ。続いて与那嶺にもヒット！強いヒキにも拘らず、糸を出さずに強引に寄せてくる与那嶺、ヒットしたのは一体！？

沖での釣りを楽しんだ２人が港へ戻ってくると、地元の人がミジュンと呼ばれるイワシ釣りをしている。この入れ食いっぷりに黙っていられなかった２人は、地元の人に道具を借り、ミジュン釣りをさせてもらうことに。鈴なりに揚がってくるミジュンに大喜びする２人。思わぬ入れ食いを堪能。

そして日没。今度は、堤防で竿を出す。夜釣りでは、イカなどをエサにして、タマン（ハマフエフキ）やガーラ（ロウニンアジ）が狙える。すると、与那嶺にアタリが！しかし、惜しくもバラシてしまった。続いて村越にも大きなアタリが！ドラグが鳴り、糸が引き出される！！こいつは只者ではない！！！