2008年7月19日

久米島でマグロ釣り これがエビングだ!

沖縄県久米島。本島から飛行機で約30分、そこは日本有数のマグロ釣りの名所として、数多くのアングラーを虜にしてきた。梅雨も明け、本格的な夏の訪れを感じるこの地に降り立ったのは、ソルトルアーフィッシングのパイオニア、村越正海。今回、村越が用意したのは「エビング」という仕掛け。メタルジグをコマセ代わりにワームで釣る方法だ。元は沖縄の漁師が始めた釣法だが、それを見た村越が更に進化させ「エビング」と名付けた。

久米島に着いた村越は、そのまま港へ。待ちきれんとばかりに船に乗り込む。船は走ること1時間30分ほどでパヤオに到着。海面に浮かぶ浮きの下から伸びているロープに海藻やプランクトンが付き、それをエサとする小魚が集まる。その小魚をエサとする中型魚が集まり、更に中型魚をエサとする大型魚が集まるという自然のサイクルを利用した漁場なのだ。集まる魚は、キハダ、メバチマグロやカツオ、時にはカジキも姿を現す。

船長の掛け声と共に実釣開始。仕掛けを投げ入れ、水深100mまで沈めると、豪快にしゃくり出す。水中の魚の様子を想像しながら、緩急を付けてしゃくる。開始わずか15分、いきなりのヒット!エビングの実力を見せつける。釣れたのは身の引き締まったキハダ。この辺りでは小型だが、幸先の良いスタートを切った。この後も絶好調のエビングでキハダ、カツオを次々と釣り上げていく。しかし村越はまだまだ満足はしない。せっかく久米島に来たのだから、どうしても大型のマグロに出会いたい。しかし、実釣時間が夕方5時までと決められているパヤオでの釣りは終わりを迎えようとしていた。 その時、村越の竿に今までにない引きが!これは果たして巨大マグロなのか?それとも・・・

青い空と海に囲まれた久米島でのマグロ釣り、そして番組初公開の「エビング」の魅力を余すところなくお伝えします。

詳細情報

 
場所/ポイント 沖縄県・久米島
出演者 村越 正海(むらこし せいかい)
タックル図
----- 村越 正海 -----
ロッド
SG MURAMURA 76
リール
ソルティガ‐Z 6500 EXP

取材地連絡先 くに丸
090-3793-4934