戻りカツオ 鰹の街「中土佐町」。遠く鎌倉時代から漁業が盛んで、 現在も漁師町として名を馳せている。 「鰹の一本釣り」は江戸時代から続く伝統漁法で、文字通り竿で一匹一匹釣り上げる漁法。 網漁と比べて効率が悪いが、魚を傷めないので釣れた魚の鮮度が違う。 春は黒潮に乗って北上する鰹(上り鰹)を追い、 秋は赤道近くへ帰る鰹(下り鰹。戻り鰹とも)と共に南下しながら約10ヶ月間漁を続ける。