審議会内容
「名建築で昼食を 大阪編」
2022年8月17日(水)、深夜0時~0時30分 放送
放送内容の合評
<委員の主な発言要旨>(文中敬称略)
・もともと東京編の原作「歩いて、食べる 東京のおいしい名店さんぽ」で、先に盛り上がって満を持して地元の大阪編だったが、期待どおりおゃれな雰囲気で洗練された感じでよかった。第1回にとりあげた綿業会館は非常に本当にすばらしい建物。第1回にしたのは知られていないことを加えても、非常にいい選択。ドラマとドキュメンタリーというのを組み合わせたハイブリッドな手法が「ちょこっと京都に住んでみた。」もそうだったが非常に自然な感じ。説明する案内人の方が非常に慣れていた方のようで、堂々としておりどこがドラマなのか、どこがドキュメンタリーなのかという境目が薄れて渾然一体となった感じがよかった。
・大阪に名建築がいっぱいあるというのは知っていたが、中央公会堂以外は、昭和で大成功を収めた経済人が集まられるところみたいなイメージがあって、入れないので、テレビ番組として、ドラマとして、とても興味があるロケだなというふうに思った。
・「ちょこっと京都に住んでみた。」に続いて、今回もドラマとリアルの融合、フィクションとノンフィクションとの融合というスタイルでテレビ大阪40周年の記念番組として、地域のよさを味わってもらいたいという思いとともに、単なる観光番組では終わらせず、ストーリーと融合させてドラマとしても楽しんでもらいたいという思いを感じた。出演者があくまでドラマの登場人物として演じ、他方で建築物というある意味、主人公を引き立たせる名脇役というような雰囲気で自然な感じがしていてよかった。
・友達が「名建築で昼食を」のインスタをフォローしていた。ずっと存在しているみたいで、「何でフォローしたの?」と聞いたら、「ドラマは見てないけど、建築にすごい興味があるから、何か面白いなと思って、流れてきたからフォローした」と。「ドラマは、実際に今やってる?」と聞いてきたその時、JR電車内だったので、上を見てたら...ドラマのポスターが真横にあった。偶然。不思議だったが、しっかり広告されてるなと思った。
・詳しい人と、若い詳しい人じゃないカップルが、パートナーとしてやるというのは身近に感じた。詳しい者同士だと何となく堅苦しくて言っいてる意味もよく分からないのでスムーズに見られたと思う。
以上