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番組審議会の報告

2022年 - 6月

開催月日 2022年6月22日(水)
出席委員 大竹伸一 委員長
殿村美樹 副委員長
浅越しのぶ 委員
有栖川有栖 委員
スザンカ・ハニバロヴァー 委員
津川悟 委員
欠席委員 なし
書面参加 高田ほのか 委員
藤川義人 委員
会社出席者 田中信行 社長
品田卓 専務取締役
三宅耕二 常務取締役
佐藤寛 編成局長
芦田順司 番組制作センター長
綱沢啓芳 報道スポーツ局長
福本満美子 番組審議会事務局長
細矢佐和子 番組審議会事務局
審議内容 「BUZZOOKAリアル/やさしいニュース」
~神戸連続児童殺傷事件 25年の真実
2022年5月25日(水) 深夜 1時00分~1時30分 放送
放送内容の合評
審議会内容

視聴者対応報告について

番組合評


「BUZZOOKAリアル/やさしいニュース」
~神戸連続児童殺傷事件 25年の真実
2022年5月25日(水)、深夜1時00分~1時30分 放送
放送内容の合評

<委員の主な発言要旨>(文中敬称略)
・「当時の捜査関係者の取材は、時間がたてば話せるということもある。そのため、当事者方にアプローチをして取材をするのは重要だと思う。改めて事件の全容や被害者支援の動きも知ることができた有意義な番組。丁寧な取材をしている。少年Aが本を出したということは、当時話題になったが、そのあと手紙が途絶えたことに対して遺族の方はどう思ってるのか、とというのも伝わってきた。」

・「遺族ご本人がカメラの前で話す様子、表情、口調が記録されているのは伝聞とは違ってとても大きい。事件は決着しているが少年はまだ生きてて、どんな気持ちで生きてるんだろうとか、これからどう振る舞うのか?というのがあって、それらはまだ終わってない。人間が起こした事件は簡単にまとめて納得したらいいもんでもない。無理に独自視点で番組をまとめるのではなく、すっきりしない思いが残ったとしたら、今回のようにすっきりしない感覚のほうがほうが正しいのかなと思う。」

・「残さなければいけない番組。ニュースはどうしても流されていってしまうものなので、もう思い出すことがあまりない。25年間ずっと番組で見たことは、ものすごく意義のあることだと思う。」

・「25年たっても遺族の苦しみは変わらない。遺族の気持ちに私たちが寄り添って忘れないようにしたい。」

・「マスコミの一つの責務は、やはり事件を風化させないということと、それから何を伝えていくのかということだと思う。ややもすると風化してしまうので、25年という節目でやるというのが良かった。非常に重たい事件。人を殺すということだけでもすごいのに、これは人間のすることかというような非常に鮮烈な印象がやっぱりある。視聴率をとるというもの以外にもこういった番組を一つのジャンルとして確立していただければありがたい。」

以上

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