審議会内容
◆番組合評
「関西リーダー列伝」
2021年3月27日(日)13時00分 放送
放送内容の合評
<委員の主な発言要旨>(文中敬称略)
・「従来の規則・決まりに捕らわれない考え方はビジネスのみならず生活のあらゆる面で必要だと教えられる」
・「AIキャスターを登場させているが、番組との関連性が見る側からは不明で登場させる必要はなかった」
・「番組全体に経済番組のシリアス感と、大阪人受けするユーモラス感が絶妙にブレンドされている」
・「現代人はインターネットの影響で、長く集中できない傾向が強いため、スパイスの効く演出は必要だと思う。とてもよく視聴者の傾向を分析している」
・「テレビ大阪の中核を担う番組になるのではないかという期待がもてる。丹念さと関西らしいユーモアの両方を持ち合わせた良作」
・「新型コロナウイルスに立ち向かう最前線の製造現場の苦労や努力と真摯に向き合った貴重な番組だと感じた」
・「見せ方やナレーションなどが過度でも弱くもなく、現場のインタビューや下調べを丹念にして、忠実につくられたことが伝わってきた」
・「コメンテーターの方々のバランスがよかった。名前と肩書を紹介するテロップは、そのコメンテーターが話をする際は毎回出したほうがいい」
・「“ジャストミート”は、福澤朗さんの代名詞だとは思うが、他局で流行ったものであるし、関西弁でいう必要性を感じなかった」
・「福澤さんが関西のリーダーを語るコメントも核心を突いており、いい意味で関西のカラーを出しつつ、締りのある番組になっていた」
・「知られざる人の成功秘話を題材とした番組もあるが、大企業の経営者にこれだけフォーカスした番組は少ないのではないか」
・「再現ドラマがよくできていた。機密性が高い製薬会社の研究所や工場の内部にカメラが入り、貴重な映像だった」
・「将来的にはテレビ東京のネットワークで各地のローカル局が地元企業の経営者を取り上げ、全国放送の番組に育つことも期待したい」
・「今回の手代木さんのようなサラリーマン社長であれば、意外と人物像に焦点をあてたテレビ報道は少ないので、興味を持って番組を観ることができた」
・「今の自分がやっていることを理解してくれる人間を選ぶのではなく、今後何年先かのゴールに一番必要な能力を持っている人を選ぶ。会社の今後の発展をしっかりと考えての後継者の選択もたいへん重要だと気づかせてもらった」
・「あれだけのリーダーシップを発揮している手代木社長の魅力にひきつけられたので、プライベートはどういったことを考え、切り替えて行動しているのか興味を持った」
以上