会社情報

番組審議会の報告

2017年 - 6月

開催月日 平成29年6月20日(火)
出席委員 牧野明次 委員長
稲田紀男 副委員長
綾 智佳 委員
品田 卓 委員
堀江珠喜 委員
横井省吾 委員
欠席委員 寺井種伯 委員
会社出席者 青山髙博 社長
吉田京太 常務
大村芳徳 取締役
岩谷哲幸 制作局長
山形真一郎 報道スポーツ局長
東口幸司 編成局長
児島太一 報道部
金森 啓 番組審議会事務局長
福本満美子 番組審議会事務局
審議内容 「金曜報道スペシャル」
2017年6月9日(金) 午後5時15分 放送
放送内容の合評

審議会内容

5月の視聴者対応状況について
特別番組について

番組合評
「金曜報道スペシャル」
2017年6月9日(金) 午後5時15分 放送
放送内容の合評

<委員の主な発言要旨>(文中敬称略)

「出所の話で、暴力団組織にいる人には黒塗りの高級車で賑々しく出迎えがあったが、組織を出たもう一人の68歳の人の哀れさを強調することにより、組織にいると安泰、だから組織から出るものではない…といったような、意図しないメッセージに取られてしまわないかが気になった」

「社会の大きな課題である出所者がどうなっていくのかということや、安全性やなぜ美味しいのかといった冷凍食品の選び方など、視聴者が知りたいところの伝え方が中途半端だったことにフラストレーションを感じた」

「全体的な話では、本記で重要な話をして、サイドで視聴者に新たな気づきを与えるという構成はよかったと思う。ただ、冷凍食品の新たな改革になるような謎の液体の説明や、出所者が抱える課題の解決方法などが不十分だったので、そのあたりを工夫すればもっとよくなると思った」

「出所者と冷凍食品、1つの番組にあまりにも違う題材があってインパクトがありましたし、出所者の突撃取材の記者もよかった。ある意味欲張りすぎたのか、素材はいいのに出来上がりが今ひとつで惜しいという感じがした」

「冷凍食品は楽しく見られたが、CMもはさまずに68歳の出所者の全く希望のない重たい物語は、バランスが悪くて見ていてしんどいと感じた。出所者の再犯防止のための掘り下げもなかったし、その出所者に生活相談をしたのかといった刑務所側の事前取材や、生活保護がどうなったのか、その後の取材もなかった。視聴者が知りたいテーマをもっと掘り下げていけば、もっと番組に独自性が出てくると思う」

「画期的な冷凍食品として、液体につけて冷凍する技術を紹介していたけど、冷凍技術は各社によって違うと思うが、細胞が壊れるし、液の中につけるという事は少ないのではないだろうか。細胞が壊れない理由とか、その液体が何なのか、そのあたりを明確にしたほうが疑問がなかったと感じた」


以上

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