会社情報

番組審議会の報告

2017年 - 4月

開催月日 平成29年4月19日(水)
出席委員 牧野明次 委員長
稲田紀男 副委員長
綾 智佳 委員
堀江珠喜 委員
横井省吾 委員
欠席委員 品田 卓 委員
寺井種伯 委員
会社出席者 青山髙博 社長
井口佳和 常務
岩谷哲幸 制作局長
片山俊之 報道スポーツ局長
東口幸司 編成局長
児島太一 報道部
金森 啓 番組審議会事務局長
福本満美子 番組審議会事務局
審議内容 「愛弟子たちの島」
2017年3月18日(土) 午後4時00分 放送
放送内容の合評

審議会内容

3月の視聴者対応状況について
番組種別について

特別番組について


番組合評
「愛弟子たちの島」
2017年3月18日(土) 午後4時00分 放送
放送内容の合評

<委員の主な発言要旨>(文中敬称略)

「フィリピン人の価値観と、常石という企業のフィリピンへの貢献が、いいイメージを醸し出していると感じた。その中で課題をいえば、日本の造船が進むべき方向へのサジェスチョンなど、もう少し突っ込んだ取材が欲しかった」

「番組タイトルの『愛弟子たちの島』は、教える者と学ぶ者との人間関係や技術の継承を強調したかったのだと思うが、私個人の意見としては、昨今のクルーズブームもあって、番組タイトルに『船』というワードがあった方が、視聴者からの反応が大きかったかもしれないと思った」

「技術は日本で受け継ぐことができないから、フィリピンで受け継いでいくというのは、なんとなく想像はついていたが、日本の技術者が持っている技術に対し、フィリピンの方がすごく理解して尊敬の念を示していること、こうして実際に映像を見ると、テレビならではの良さが伝わってくる番組だった」

「フィリピンの人たちの労働力を日本人社会の一員だと思っているのか。日本は先進国だという優越感を持たず、対等な目線で番組を作っていけるかどうか。今回はこの2つの意識が欠けていたように思う。これらに気をつけて番組を作ることができたら、同じ表現方法でもニュアンスが変わり、視聴者の想像力をかき立てられる番組に変わったと思う」

「2つのテーマそのものに関して、大変興味のあるものだった。ただ、この2つのテーマに共通性がどこにあったのか。あるいは2つのテーマの対称性は感じにくかったように思う。この2つのテーマから『日本にかつてのような栄光の時代は訪れることはない』という締めの言葉を導くのは唐突に感じたので、そういった結論を出すには、そこに至るまでのストーリーを展開しておくべきではなかったかと感じた」


以上

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