・「シカゴの犯罪マップやフランクフルトのメッセなど、普段あまり取材では見ることができない映像があったりと、テレビならではのリアリティーさがあってよかった」

・「報道と制作が協力して作ったこともあり、気軽に楽しみながらも大阪を良くしていくための処方箋を上手く織り込んでおり、とても見やすかった。池上さんを起用することで、視聴者に信頼感を与えることにもつながっていると思う」

・「スイスの地方分権など、海外の成功例をいくつか紹介していたが、例えば国家予算がどれくらいの規模で、地方税がどうなっているとか、もっと具体的な裏付けを入れたほうがよりわかりやすくなると思った」

・「世界中の情報を入れて面白かったが、それを大阪に役立てるというところの説得力が欠けていた。単なる情報バラエティー番組ならそれでいいのかもしれないけど、池上彰さんの番組としては物足りなさを感じた」

・「テーマが共感できるものが多くてわかりやすかった。内容も様々な角度から取材されてはいたが、これを大阪に取り込めばよくなるのか、具体的にどうしたらいいのかっていうことがあまり見えてこなかったのは残念」

・「テーマ毎に、数字なり映像なり、しっかりと説得力のある形で視聴者に提示できていたと思う。ただ、池上さんがテーマを設定し、スタジオゲストが素人なりのリアクションを見せ、最後に池上さんが締めくくるという、いわばありきたりの構成にもうひと工夫欲しかった」

・「大阪Ｗ選の２０日前の放送にも関わらず、大阪都構想を擁護する出演者のコメントを使ってしまうなど、これをチェックできなかったのがテレビ大阪として残念だった」

・「大阪を良くしたいというテーマは一貫していたが、その反面大阪の短所を少しいじって楽しんでいるような印象も受けた」