・「独自の視点で、世間であまり取り上げていないような発掘型のテーマや話題を取り上げており、その意味で製作者側の意図がはっきり読み取れるいい番組だと感じた」

・「283億円の税金支払という事が表にたっているが、トータル2000億円の市費負担といった、土地信託事業全体の説明もなされていたので、特集として厚みのある内容だと思う」

・「大阪市が土地信託事業をやってはいけないのではなくて、その後どんな手を打って、あるいは打たなかったのかが大事なのであり、誰が悪いのかといった感情に流れているような気がした」

・「この時間帯のニュース番組と違うものを作りたいという明確な意思は感じられたが、視聴者層として狙うリタイアした６０歳以上の男性には伝わったと思うが、逆に主婦層には難しかったのではないかと思う」

・「金曜の夕方5時台に始まることもあり、大半は主婦層が見る時間帯だから、何かほっとするような明るい話題を１つくらい入れてもいいのではないか」

・「長谷川さんの持ち味である毒舌や面白さが、番組には出ていない感じがした。もっと毒舌を吐いてもらったほうが面白い番組になると思う」

・「大阪市が6つの事業で大損をしたということよりも、証券会社や銀行など多くの民間企業がおかしくなるようなバブルの時代だったから、“儲けたろうは損の始まり”という武士の商法を教訓として、考え直して欲しいといった事を感じた」

・「番組のコンセプトや演出方法はいいと思ったが、もう少し有識者が気づかないような視点や論点で、誰もがハッとするような特集のテーマを考えていって欲しい」