開催月日 | 平成21年6月16日(火) |
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出席委員 | 和田亮介委員長 牧野明次副委員長 稲田紀男委員 堀江珠喜委員 綾智佳委員 岩田教之委員 小倉健宏委員 川合英雄委員 |
欠席委員 | なし |
会社出席者 | 上田克己社長 井土保専務 酒井悟朗常務 下舞浩取締役編成局長 井口佳和制作局長 田中威至報道スポーツ局長 徳岡敦朗プロデューサー 武安俊哉番組審議会事務局長 |
審議内容 | 「お母さんありがとう~盲目の少女 15歳の旅立ち」 平成21年5月23日(土)16:20~17:15(55分)放送の合評 |
<委員の主な発言要旨>(文中敬称略)
◆視聴してとても気持ちが暖かくなった。ピアノの巧さや音楽を強調するのではなく、主人公の家族を捉えているのが良かった。
◆番組中、盲目の主人公に向かって「もし目が見えたら?」という質問は残酷ではないか。
◆泣かせるスタイルではなくドキュメントとして制作されていることがよかった。親子の葛藤や主人公のそのままの姿が出ていた。唐突に番組が終了した感じがあるので、次につながるエンディングの方がよかったのではないか。
◆番組内容に引き込まれ最後までじっくり見ることができた。障害者だけでなく普通に生きている人も励まされる力があった。母親と子どもの会話は自然で、ナレーションも押し付けがましくなく心地よかった。
◆障害者がテーマで重たい内容かと思ったが、家族愛や素直な少女に光を当てたことで、番組全体が暖かい印象を持った。普通の家庭の愛情、思春期の旅立ちなどノスタルジーを感じさせられた。
◆主人公の自分の将来を考えての行動に非常に感動した。子離れなど親子関係への問題提起だった。コンクールのその後など次回を見たい気持ちになった。
◆番組に一本の筋が通っていた。人間っていいなぁという感覚が見え隠れしている。静かな画面と構成だったが、見終わって時間が経過しても感動する番組だと思った。いつかは人間は一人で生きてゆくものですが、勇気や元気をもらい、人間には可能性があるのだと良くわかった。また才能より大切な家族愛や応援してくれる人との出会い、本人の努力を教えられた。
以上