会社情報

番組審議会の報告

2007年 - 10月

開催月日 平成19年10月22日(月)
出席委員 和田亮介委員長、牧野明次委員、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、新井純委員、
綾智佳委員、芹川洋一委員
欠席委員 久保純夫委員
会社出席者 上田克己 社長、立岩文夫 専務、鈴木清文 常務、井土保 常務、
下舞浩 取締役編成局長、酒井悟朗 取締役報道スポーツ局長、
井口佳和 制作局長、東口幸司 制作部長・合評番組プロデューサー 、
大沢比呂 番組審議会事務局長
審議内容 新番組「GA-tuuun!」(ガツン!)
10月7日(日)11:30〜12:54 (84分)放送 の合評
新しいタイプの番組を作ろうというパワーと、番組を支えていこうというスタッフの意気込みは感じられたが、番組の「何事にもチャレンジし、視聴者に『自分も頑張ろう』と気持ちになってもらおう」というコンセプトが空回りしている印象があり、残念だ。しかし出演者達が「体を張ってやっている」ことが感じられ、今後「何かをやってくれそう」と思わせるものがあった。

お笑いならお笑い、真面目な番組なら真面目な番組、どちらかにしてもらいたい。中途半端な感じが否めない。特に最初の5, 6 分は単なる雑談で、コンセプトがわからなかった。「210本安打」のコーナーは長すぎてだらだらしており、見ている方がしんどかった。


オープニングの音楽が大きすぎて出演者の声が聞こえない。スタジオの背景がぐちゃぐちゃで、出演者の発言に重みを感じさせなくなってしまっている。スタジオだけで盛り上がっている感がある。このような番組よりも経済番組を制作してもらいたい。

まだ1回目だからだとは思うが、チームワークがあまり感じられなかった。単なる井戸端会議になってしまっており、出演者が意見を「ガツン」と言っていることになっていない。メインの出演者よりもゲストのコメントのほうが面白かった。ニュースを取り上げるコーナーでは、全国的に話題になっているニュースよりも、もっと地域のネタを取り上げてもらいたい。また、「チャレンジ」のコーナーでは、商品開発や社会貢献につながることを取り上げたり、「一人ではできないが皆と一緒なら挑戦したい」ということを持っている人を応援するものにしてもらいたい。

この際、中途半端なことはやめて、ターゲットを絞り込んで徹底的に大阪 ローカルを強くアピールしたほうが番組として面白くなるのではないか。

MC の物の言い方が気になる。喋り方は大事だと思う。あのようなタレントが受け入れられる今の時代は、イヤな時代だと思う。

今が旬のタレントが MC として出演するということで期待していたし、いろいろなことにチャレンジしていこうというコンセプトは素晴らしいと思うが、残念ながら第1回目の番組ではそのコンセプトは形になっておらず、未整理だった。しかし、気になる番組ではあったので二回目も見てみると、驚くほどの手作り感と大阪らしい独自の色合いが出ていた。これまでにない元気のある番組になっていく可能性があると思った。簡単にやめてしまわず、是非大事に育てていってもらいたい。

以上

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