会社情報

番組審議会の報告

2006年 - 9月

開催月日 9月12日(火)
出席委員 和田亮介委員長、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、綾智佳委員、芹川洋一委員、大江桂子委員
欠席委員 細川益男副委員長、久保純夫委員
会社出席者 富澤秀機 社長、田仲和彦 専務、鈴木清文 常務、井土保 常務編成局長、下舞浩 取締役報道スポーツ局長、為森隆 制作局長、岡村正信 番組審議会事務局長
審議対象番組:
「私に、ゴールはない〜女性社長上場までの263日〜」 8月26日(土)12:30〜13:00放送

【委員の発言要旨】
主人公の女性が会社を設立し上場するまでの軌跡を30分の短時間内にコンパクトにまとめており、視聴しやすかった。内容的にも迫力があり、面白かった。

主人公が大阪在住ということもあり親しみが感じられ、大阪の人間にとっては、元気の出る嬉しい番組だった。こういう形の番組はまた作ってほしい。

人生の夢、起業、女性・家庭、そういう非常にシンボリックなものを上手くとり入れてつくってあり、あわせて上場の仕方の問題とか、株価がどういうように決まっていくのか、といった点についても、わかりやすく且つ面白く見ることができた。

家庭を持つ女性社長の頑張り、IT ベンチャー企業の上場までのプロセスが分かるということで、合格点の番組とは思うが、低いところの合格点。最初から予定調和的で、ほぼ流れが見えるような感じもあり、物足りなかった。何のための上場か、上場の哲学、株主から集めたお金を何に使うのか、上場後何をするのか、何をしてこれから社会に貢献するのか、といった点がすぽっと抜け落ちている。

「ヘラクレス」に関して言えば、株価が2か月か3か月で半分くらいに下がる企業も多々あり、個人投資家はえらい目に合っている、という投機的な側面もある。テレビ局の番組づくりに際しては、もう少しそういう視点があった方が望ましい。

ご夫婦、上場に至るまでの苦心、苦労があまり出てこなかったなあ、というのが第一印象。あんなに簡単に上場できるのか、もっと苦労しているはず。その点が一寸物足りなかった。

以上

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