冒頭、富澤社長が、「京都もうひとつの歴史」シリーズの第一弾として7月18日に全国ネットで放送した特別番組「ニッポンを変えた四畳半！金閣・銀閣の謎」が、放送批評懇談会「ギャラクシー賞」テレビ部門の7月月間賞を受賞したと報告しました。

　そして、かねてすすめてきた「良質な番組づくり」という点で、対外的にも取り組みが認められたということで、非常に喜ばしいと述べました。

　続いて、平成17年度上期の中間決算見通しと10月改編の概要について説明しました。

　次に、7月の視聴者への対応状況について、問い合わせなどの総件数が2201件で、前年同月より22.4%増加したと報告しました。また、8月の総件数は2261件と、前年同月に比べて33.7%増えたと報告しました。

　最後に、7月18日に放送した「ニッポンを変えた四畳半！金閣･銀閣の謎」について合評し、「『四畳半』が、『金閣・銀閣』にどう絡んでいくのか『?』をもったまま筋を追っていた。一つ一つのエピソードが美しい映像で描かれていた」 「足利義満とくらべた義政の悲劇性をもっと強調し、実は、この義政が日本人の日常の生活、文化を変えたのだ、という意外性を強く出してもよかったのでは」などの意見がありました。