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番組審議会の報告

2004年 - 10月

開催月日 平成16年10月25日
出席委員 8名=和田亮介委員長、細川益男副委員長、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、綾智佳委員、小谷勝委員、正木裕委員、佐々木正宏委員

 冒頭、富澤社長が、デジタル放送の「受信環境」の現状について説明しました。「受信環境」のうち電波の出力については、予定を一ヶ月早めて100Wに増力することや、それに伴う電波障害の受信対策を報告しました。また、受信機の普及も、アテネオリンピック効果や景気の回復基調などがあいまって順調に進んでいるとの説明を行いました。「受信環境」の整備が進む中、いよいよ問われるのは放送内容との認識から、HD比率の向上やデータ放送の開始等の課題に着実に取り組む決意を述べました。他に、「コンプライアンス委員会」の設置と、心斎橋の「サテライト・スタジオ」開設の報告を行いました。

 続いて井土取締役編成制作局長が9月分の視聴者からの問い合わせ及び苦情について、視聴者番組対応室の総対応件数は1839件で、昨今多発する台風や地震など災害報道に関する意見や、ブームの韓国ドラマに関連した問い合わせが多かったと報告しました。

 最後に9月11日に放送した特別番組「もうひとつの歴史 千年の涙〜悲しみの皇女“斎王”の謎」について合評しました。委員からは「一般に馴染みのないテーマを丁寧に追いかけた良作で今後のシリーズの展開に期待できる」と評価する意見が上がりました。

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