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番組審議会の報告

2003年 - 09月

開催月日 平成15年9月8日
出席委員 6名=和田亮介委員長、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、綾智佳委員、小谷勝委員、正木裕委員
 冒頭、富澤社長が、上期(4-9月)の視聴率について、阪神タイガースの快進撃で阪神戦の野球中継の視聴率が好調だったと報告。続いて十月からの番組改編について、経営環境は非常に厳しいが番組制作費は極力削減しないと述べ、さらに

(1)「経済番組」を抜本的にテコ入れする

(2)関西の歴史をテーマにしたテレビ大阪らしい知的エンタティメント番組を開発する…

 などの方針を報告しました。また12月からの地上デジタル放送の開始に合わせて、テレビ大阪のロゴマークを一新することを報告しました。

 続いて、局側が視聴者の苦情・意見を紹介。7月25日に放送した「天神祭り生中継」では、「司会の福留功男は東京の人なので、大阪の祭りにはそぐわない」との苦情が寄せられたことを報告。これに対して番組制作の総責任者である制作センター長の大原常務は「福留さんはもともと大阪出身であり、あえて全国区の司会者として起用した。大変良かったという意見もいただいているし、番組的には成功だったと判断している」などと説明しました。

 これに続いて、今年4月から放送している住宅情報番組「板東英二のグッドスマイル」について合評しました。委員の間からは「全編コマーシャルという印象が強く、番組なのかCMなのかわからない」、「スタジオ展開の中身が薄く、肝心の物件情報に信頼性が感じられない」などと厳しい意見が相次ぎました。ただ、一部の委員からは「良い物件を厳選するのが前提になるが、視聴者がテレビという身近なメディアでよりいろいろな商品を購入できるようになることは、時代の要請に答えている。このチャレンジ精神は買いたい」などと条件付きで評価する声も上がりました。

 これに対して大原常務は、「デジタル時代をにらんで新しい形で住宅情報を提供する番組だが、まだ実験段階にある。今後はマイナス情報もきちんと提供するなど改善すべきところは改善していきたい」などと答えました。これを受け、和田委員長は「くれぐれも視聴者から誤解を招いたりしないようにして下さい」などと総括しました。

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