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番組審議会の報告

2002年 - 09月

 九月の番組審議会は10日に本社会議室で開催された。冒頭、鞍田社長が社業の現状と見通しを報告。続いて大原常務が深夜の若者向け番組や経済情報の強化などを柱とする十月からの番組編成方針を説明した。これに対して和田委員長は「最近のテレビ界は低俗路線に走りがちだが、これでは視聴者の信頼は得られない。低俗路線に流されることなく品格も忘れないで制作してほしい」と注文をつけた。

 引き続き8月10日(土)に放送した特別番組『大阪シカゴ!ブルースマンの叫び』の合評に入った。委員からは「良質の音楽番組」、「大阪の音楽シーンや風景がふんだんに盛り込まれており、好感が持てる」、「大阪の活性化にもつながる」など全体として評価する声が多かった。木村充輝、野毛洋子らゲストの人選にも支持する意見が大勢を占めたが、進行役のキャスティングについては評価が割れた。

 また、視聴率が伸びなかった点については「音楽好きの人はみてくれたはず」との声があがる一方、「(視聴率との)乖離を埋めるべく、PRの強化を含めてまだまだ見直しの余地があるのではないか」との苦言も出された。

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