第17話「三顧の礼」
(7月25日(日))
官渡の戦いを制した曹操は、その勢いに乗じて南下し始めた。圧迫され始めた劉備であったが、徐庶(じょしょ)という冴え渡る軍師に出会った。徐庶の活躍により徐々に立て直し始めた劉備軍であったが、徐庶の存在を知った曹操は、謀略により徐庶を劉備から引き離してしまった。泣く泣く劉備のもとを離れることになった徐庶だが、別れの時、『臥龍先生』(がりゅうせんせい)こと諸葛亮(しょかつりょう)を次の軍師として推薦した。
劉備はすぐに諸葛亮を仲間にすべく動き出した。彼の住まいを訪ねたが、留守であり、面会を断念した。話に聞く諸葛亮の偉大さに、劉備は益々惹かれて行く事になる。
二度目は雪の中訪問した。しかし、弟の諸葛均(しょかつきん)には会えたものの、諸葛亮は不在であった。この日も落胆して帰途につく。
三度目、劉備は、関羽と張飛の反対を押し切って、またも諸葛邸を訪問した。すると、小間使いは諸葛亮が寝ていると言う。そこで、劉備は期待を胸に諸葛亮が起きるまで待つことにした。
<スタッフ>
- 日本語版スーパーバイザー・・・大賀俊二
- 音響監督・・・麦島哲也
- 音響効果・・・小山恭生
- 絵コンテ・・・大原 実
<キャスト>
- 劉備…船越英一郎
- 関羽…松永博史
- 張飛…山崎裕太
- 曹操…鶴見辰吾
- 諸葛亮…石井正則
- 程?…佐々木崇雄
- 徐庶…佐々木啓夫
- 孫乾…平野俊隆
- 曹仁…金光宣明
- 崔州平…酒巻光宏
- 諸葛均…松井尚吾
- 語り・・・鹿賀丈史