第9話「宛城の戦い」
(5月30日(日))
呂布は見事方天画戟に矢を命中させ袁術軍と劉備の和解を成立させた。
計画が失敗に終わった曹操は、苑城と新たな人材賈を手に入れ、勢力の増大を計った。苑城まで攻め懸けると城主の張繍からの降伏の使者として賈が現れた。賈を味方に取り入れようと説くが、賈は張繍の恩義を捨て切れず曹操は断念する。
苑城を手に入れた曹操は、張繍の美しい叔母を自分の元に連れてきてしまった。それに怒りを覚えた張繍は賈と謀り、曹操軍を追い散らした。曹操はこの反乱で、勇猛な典韋と長男の曹昂を失ってしまう。
また、小沛に身を寄せている劉備は、呂布から攻められることとなった。原因は、張飛が呂布の馬を奪ったことだ。劉備は仕方なく、小沛を離れ、またも孤立してしまった。
行く先のない劉備は、曹操の下に身を寄せる決意をする。
張繍に敗北した自軍を立て直した曹操は、劉備を快く受け入れ、張繍を攻撃する間の後詰とした。しかし、曹操の留守を狙い、呂布が攻めかけてくる。劉備は後詰として必死に持ちこたえた。
張繍を討伐し終えた曹操は、劉備と力を合わせて呂布を成敗することとなる。大軍を相手に息をまく呂布は自ら出陣し、徐州を陳珪に任せることとした。しかし、陳珪・陳登親子は不穏な動きを見せるのであった。
<スタッフ>
- 日本語版スーパーバイザー・・・大賀俊二
- 音響監督・・・麦島哲也
- 音響効果・・・小山恭生
- 絵コンテ・・・寺田 和男
<キャスト>
- 劉備…船越英一郎
- 関羽…松永博史
- 張飛…山崎裕太
- 曹操…鶴見辰吾
- 呂布…ささきいさお
- 陳宮…野村浩二
- 語り…鹿賀丈史