第8話 「駆虎呑狼(くこどんろう)の計」
(5月23日(日))
劉備と呂布を仲違いさせる作戦は失敗に終わったが、曹操は詔をもって劉備と袁術を対決させることにした。
劉備は袁術討伐の詔が曹操の陰謀だと知りつつも出兵する。徐州の留守を預かったのは張飛。しかし宴会の席で呂布の岳父を鞭で叩き、呂布からの徐州を追い出されてしまった。
袁術軍にも敗れた劉備は行き場を失ってしまう。夫人が呂布に捕らえられているため、仕方なく徐州に戻ることを決意した劉備を、呂布は思惑があって受け入れ、小沛に住まわせた。袁術が徐州に攻め込んできた時の盾とするためだ。
思惑通り、袁術は徐州に攻め込み、小沛の劉備を攻めてきた。袁術の申し入れにより呂布は手出しをしない約束をした。が、呂布は開戦前の戦場に姿を現し、両者の大将を自邸に招き、宴会を催す。その席で、ある賭けを持ちかける。自分の方天画戟を遠く離れた地面に刺し、弓でそれを狙い、当たったら両者の和解、外れたら戦闘を開始するというもの。果たして呂布の真意とは。
<スタッフ>
- 日本語版スーパーバイザー・・・大賀俊二
- 音響監督・・・麦島哲也
- 音響効果・・・小山恭生
- 絵コンテ・・・福冨 博
<キャスト>
- 劉備…船越英一郎
- 関羽…松永博史
- 張飛…山崎裕太
- 曹操…鶴見辰吾
- 呂布…ささきいさお
- 陳宮…野村浩二
- 語り…鹿賀丈史