テレビ大阪のメールマガジン「nao★nao」では、「ぐるぐるグルメ」コーナーで
関西のおいしいお店を厳選して毎週1軒づつご紹介しています。
天神橋筋5丁目に、北海道料理を食べさせてくれる店があると聞き、さっそく行ってきました。
「北海酒場 ごち」の扉を開けてみると、4人がけのテーブル席が1席と、カウンター席という、小さいながら温かみあふれる雰囲気。店主が以前、北海道に住んでいたことがあり、そのときに足を運んでいたのがこういう雰囲気の居酒屋だったそう。普通の居酒屋でも、北海道の郷土料理を気軽に楽しめるお店が多いのだとか。
まずテーブルに運ばれてきたのは、数の子松前漬380円。スルメと昆布の旨みが数の子に染み込んでいて、ついビールが進む最高の肴です。
身がポロリとほぐれる本たらば蟹980円を味わったあとは、男しゃくじゃが芋バター焼380円。なんと、北海道ではじゃが芋バターの上にイカの塩辛を乗せて食べるんだとか。塩辛の塩気とじゃが芋のホクホク感がこんなに合うとは! と驚いたんですが、北海道ではごく一般的な食べ方なのだそう。最後に北海道名物、鮭のちゃんちゃん焼780円をオーダーし、大満足の夜ごはんになりました。
料理はどれもお手ごろ価格ですが、食材はすべて北海道直送のもの。食材集めや料理に手間ひまかけながらも、リーズナブルな価格で楽しめるところも、このお店の魅力です。
北海道の豊かな自然の中で獲れた料理を、郷土料理でいただける、貴重な一軒でした。
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