テレビ大阪のメールマガジン「nao★nao」では、「ぐるぐるグルメ」コーナーで
関西のおいしいお店を厳選して毎週1軒づつご紹介しています。
いよいよ秋が深まり、紅葉が美しい季節ですね。
今回のテーマは「日帰り温泉」
。
せっかくだから、紅葉が存分に楽しめる宿をご紹介します。
今回、足を運んだのは奈良・吉野。近鉄あべの橋駅から特急に揺られて約1時間、電車から降りると赤に染まった山々が目の前に広がります。
目指すは「さこや」。270年もの歴史がある、奈良ではもっとも古いお宿なんです。
お宿は吉野杉など地場の建材で建てられた品格のある木造建築で、かつては頼山陽(らいさんよう)や伊藤博文がここでくつろいだことも。あちこちに、文人墨客らの直筆の書や宿帳が展示されていました。
書院造りの貴賓室から露天風呂付き客室まで、24部屋ある客室は、すべて西向きでどの部屋からも吉野の山々が一望できる好立地。
もちろん露天温泉からも、間近に迫る紅葉が楽しめます。しかも、なんと樽酒サービスもあり、つい長風呂してしまいそうです。
温泉でほっこり温まったあとはお食事を。今回、用意していただいたのは、静か御膳コース7,350円(入浴料込み)。榛原牛(はいばらぎゅう)や葛豆腐、大和地鶏など、大和路の名産を盛り込んだ豪華なコース料理です。煮物や焼き物からお造りと、品数が多くてどれから食べようかと迷うほど。
真っ赤に染まる山々を眺めながらの温泉も楽しみ、おいしい食事で大満足。ロビーにはさこや特製の焼酎なども並んでいて、旅のお土産にぴったりです。
女将のお話では、夕方は山に沈み行く夕日が最高に美しいのだとか。日帰りなのはあまりにも惜しい……。というわけで、宿泊は、年末年始やお盆を除いて1人15,700円〜。露天風呂付き客室や貸切露天風呂「四季の湯」があるほか、さまざまなプランがあるのでぜひ調べてみて。
吉野の大自然に包まれて、すっかりリフレッシュできました!
Copyright (C) Television Osaka Inc. All Rights Reserved.