イントロダクション
マクドナルドのフランチャイズを展開して、世界最強のハンバーガー帝国を創った男、レイ・クロック。多くの起業家たちからリスペクトされている。
そんなレイが成功の足がかりをつかんだのは52歳。どのようにして50代で成功の階段を上り始め、10億ドル規模の巨大企業を築き上げることが出来たのか?誰もが知っているマクドナルドの、誰も知らない誕生のウラが暴かれるー。
レイ・クロック役を演じるのは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)のマイケル・キートン。
レイを献身的に支えながらも、常に不安そうな表情が印象的な妻エセル役をローラ・ダーンが好演。
映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は、成功のためなら手段を選ばないひとりの男の飽くなき野望と挑戦を描き、私たちの野心と胃袋を刺激する物語だ。
ストーリー
1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいくーー。