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L E A D E R
今 回 の リ ー ダ ー
シスメックス株式会社
家次 恒
代表取締役会長兼社長 CEO
今回のリーダーはアルツハイマーも怖くない!?
医療を陰で支える世界企業シスメックス・家次恒社長。

「検査は医療の入口」
多くの病気の診断は血液検査を元に行われる。
そこから病名が確定し治療が始まる。
そして、回復傾向にあるか、全快したかの判断にも
血液検査が用いられる。
つまり、検査は医療の入口でもあり出口でもある。

この血液検査の分野で世界をリードしているのが
兵庫・神戸に本拠を置くシスメックス。
一般的な知名度はことのほか低い。
しかし、医療業界では知らない人はいない、
世界190以上の国と地域で事業を展開する
巨大グローバル企業だ。
入社当時、売上高100億円程度だった中小企業を
売上高3,000億円以上の巨大企業に成長させたのが
今回のリーダー・家次恒社長だ。

実は、家次社長は銀行出身。
医療のプロでもなく機械のプロでもない男が
いかにしてシスメックスを世界企業に導いたのか?
そこには、類稀な経営戦略と純粋な好奇心、
そしてメード・イン・ジャパンの
誇りとこだわりがあった!

さらには近年、日本の、いや世界の大問題である
認知症分野にも進出。
アルツハイマー発見につながる
画期的な検査薬まで開発したシスメックスと
家次社長の成功はどこまでいくのか!?
その経営術とリーダー論に迫る!
P R O G R A M
内 容 紹 介
メード・イン・ジャパンの誇り
血球検査分野で世界No.1
一昔前は顕微鏡を使って
手作業で行っていたという血液検査。
シスメックスの前身・東亞特殊電機は
日本で初めて自動血球計数装置を開発した。
HIVなど当時危険視されていた病気の蔓延もあり、
自動で血液検査ができる
シスメックスのマシンは人気を博した。

それから数十年。
技術は進歩し、今や人の手に触れることなく
大量の検体を次々検査できる
シスメックスの最新マシン。
その中身はどうなっているのか?
番組だけに特別大公開!

しかも、なかなか見ることができない
工場内部も大公開!
実はハイテクマシンだからこそ、
人の手でしか作ることができない
熟練の技が光っていた!
世界企業に押し上げた
㊙経営戦略
売り上げおよそ100億円の中小企業を
世界企業へと成長させた家次社長。
曰く「医療のプロではなく技術のプロでもない。
ただ、好奇心と想像力は備わっていた」。

大手銀行から畑違いの医療機器メーカーに
転身した
直後から会社の改革に取り組んだ。
その骨子は3つ。

・研究開発者にも現場を知ってもらう
・製品だけでなく価値を売るビジネスに転換
・海外直販体制の強化

会社としての形を整え、競争力を生む。
早期上場を視野にひた走った家次社長の改革で
シスメックスは無類の強さを身につけた。
その改革の全貌を見逃すな!
世界を救う?
アルツハイマー検査薬&
手術ロボット
日本の、世界の大問題「認知症」。
中でも最も多いのがアルツハイマー型認知症で、
根本的な治療法はまだ見つかっていない。

つまり、キーとなるのは
早期発見で発症に備えることなのだが…
シスメックスはそのアルツハイマーの
発見につながる
検査薬をすでに開発している!
このほどアメリカで迅速承認され、
日本でも承認申請がなされた
エーザイ製薬の治療薬などと組み合わせれば、
アルツハイマー治療環境が整うかもしれないのだ!

さらに、アメリカの独壇場だった
手術ロボットの世界でも
シスメックスが逆襲をかけている!
川崎重工とコラボを組んで開発した「ヒノトリ」。
ダヴィンチとそん色ない能力に加え、
コンパクトさが特徴。
これまで導入が難しかった病院・地域に
高度な医療が行き渡る可能性を生んでいる。
C A S T
出 演 者
司 会
福澤朗
コメンテーター
羽野晶紀
コメンテーター
堀浩司
経済ジャーナリスト