ソウル地検の検警合同特殊部で活躍するバンパイア検事。 死者の血を通じたサイコメトリー(psychometry)、血痕だけで殺害当時の状況が見える血の動線、鋭敏な超感覚等バンパイアならではの特殊能力でさまざまな難解事件を解決する。 保育園に通っていた頃、実の兄弟のように育った妹が、疑問の連鎖殺人魔に殺害され傷つき、何が何でも彼を探し出して法の審判台に立てるという強い執念に囚われている。 人間の血を吸わなければならないバンパイアとしての宿命的な本能と、人間の枠の中で生きていこうとする人間としてのジレンマに陥る。

麻浦（マポ）署強力班出身で検警合同特殊部に発令を受けたバカ刑事。
部署内でテヨンの正体を唯一知っていて、テヨンを手伝って捜査に積極的に臨む。
ときにはお父さんのように、また時には兄貴のように、テヨンが信じて従うことができる人物であり、長年の刑事生活の経歴で公文書偽造、手先を利用するなど不当捜査の達人だ。

検警合同特殊部のチーム員を導く部長検事。
序盤にはテヨンをはじめとするチーム員たちの信頼を一身に受けるが、劇が進行されるほど善と悪の曖昧な境界に立っていることが明らかになりテヨンと葛藤することになる。
ジョンインとはずいぶん前から師匠と弟子の関係を維持してきた。