はじめて王妃の手を取る粛宗(スクチョン)。一人の女人として王に愛されたかったと告げ、王妃はこの世を去る。その頃、チェ淑媛(スグォン)はオクチョンを陥れようと画策していた。政務の場に姿を現したチェ淑媛はオクチョンが王妃を呪ったと告発し、証拠の品まで出して見せる。この事件に王宮は大騒ぎとなる。大臣や学者らはオクチョンの死を要求するが…。
イニョン王妃が復位する。オクチョンは禧嬪(ヒビン)として王宮に留まることを許される。王宮は新たな換局によって西人派から分かれた老論派と小論派が対立していた。そんな中、ミン・ユジュンの死が知らされる。その直後、王妃が倒れさらには世子ユンまで痘瘡に罹ってしまう。オクチョンはユンを救うため、禁止されている祈祷をする。
チャン・ヒョンは粛宗を脅迫してついに国舅(こっきゅう)の地位を手に入れる。だが、その直後チスに買収された部下の手に掛かって命を落す。一方、王宮では懐妊したというチェ淑媛(スグォン)を狙った毒物事件が起きていた。だがすべては西人派の策略によるものだった。粛宗の苦悩を知ったオクチョンはついにみずから王妃の地位を降りると告げる。
尊敬される王妃として生まれ変わろうとするオクチョン。粛宗(スクチョン)もそんなオクチョンを応援する。ところがその矢先、市中には廃妃とオクチョンを揶揄する小説が出回り、人気を博していた。そんな中、オクチョンは女官を連れ、医薬製造や貧しい民の治療を手伝おうとするが、西人派に買収された民衆から罵倒され、激しい衝撃を受けるのだった。
チェ・ムスリが粛宗の寵愛を受けたと知ったオクチョンは怒りを露わにする。粛宗は西人派の計略と知った上で寵愛の振りをしただけだったがオクチョンの嫉妬は激しかった。一方、チャン・ヒョンが大妃の命を縮めた証拠をつかんだ粛宗は彼を投獄してしまう。オクチョンはチャン・ヒョンと粛宗の仲を取りなそうとするのだが…。