王と王妃の床入りの日。だが粛宗(スクチョン)はこの夜もオクチョンと過ごしてしまい、王妃は妊娠できる唯一の機会を失ってしまう。数日後、粛宗は新しい人事を発表するが、王宮ではオクチョンのおねだりだという噂が立っていた。その頃、清から来た富豪チンがミン・ユジュンと密談していた。一方、大妃は宴の席にオクチョンの母を呼ぶが…。
側室の祝宴を潰され、女官らの前で大妃から辱められたオクチョン。粛宗に責められ、その場で倒れてしまった大妃を利用し、西人派はオクチョンを追い出しにかかる。だがオクチョンは以前自分を殺そうとしたことを取り上げてミン・ユジュンを追いつめ、不妊薬を飲ませようとしたことで大妃を追いつめる。粛宗は母と激しく対立するが…。
大妃から不妊の薬を飲まされそうになったオクチョン。だが自害の決意を見せるオクチョンに大妃はむしろ圧倒されてしまう。一方、ミン・ユジュンは西人派の資金源を断たれた仕返しに王の資金源を断とうとしていた。そんな中、粛宗(スクチョン)はオクチョンのための殿閣、就善堂(チソンダン)を建設し、建物に相応しく正式な側室として従四品(ジュシホン)の淑媛(スグォン)の座に就かせる。
王妃は王宮に戻ったオクチョンを特別尚宮に任じる。死んだと思ったオクチョンの再来に驚くミン・ユジュン。粛宗は西人派一色の王宮で、オクチョンを守るためにも南人派を増やそうとしていた。オクチョンもまた、二度と命を狙われることのないよう、力を蓄えることを考える。仲睦まじい粛宗とオクチョンに王妃は心穏やかでない。
ようやく想いを遂げた二人。そこに大妃危篤の報が告げられる。急ぎ王宮に戻る粛宗(スクチョン)。その間にミン・ユジュンはオクチョンを亡き者にしようと画策する。オクチョンの失踪に動揺する粛宗。イニョンは王妃の座と引き換えに、オクチョンを探し出すと粛宗に約束する。
一方、襲われたオクチョンは再入宮への野心を強く燃やしていた。