剣契(コムゲ)の騒ぎを静めようとソ・ヨンギは残党の捜索に力を入れる。逃亡中にケドラと出会ったトンイは一緒に逃げることを決めるが、凍りつくような寒さの中でケドラが病に。必死に逃げたトンイだったか、山中でソ・ヨンギに見つかってしまう。トンイは父の無実を訴えるが…。
トンイは、キム・ファンに助けられ、チャ・チョンスから父や兄を含め皆が剣契(コムゲ)であることを知らされる。トンイとチャ・チョンスは同志と合流し、護送される頭と仲間たちを助ける作戦を練る。決行の日、チョンスはトンイを都から逃がす手はずを整え、決行場所に向かうが…。
高官殺しの濡れ衣を着せられた剣契(コムゲ)。行方が分からなかったトンイは問安婢(ムナンビ)として立派な屋敷に連れていかれていた。剣契(コムゲ)の仕業ではないと気づき始めたソ・ヨンギはトンイの父チェ・ヒョウォンから黒幕が南人(ナミン)である可能性を知らされる。チェ・ヒョウォンはトンイを都から逃がそうとしていたが…。
粛宗(スクチョン)7年(1681年)。朝鮮王朝時代の党派の一つ、南人(ナミン)の高官が殺される事件が3件起こる。従事官(チョンサグァン)ソ・ヨンギは、剣契(コムゲ)の仕業と推測するが、剣契(コムゲ)とは奴婢の逃亡を助ける秘密組織で、黒幕は別にいた。賤民の娘トンイは、殺された高官の一人大司憲(テサホン)の断末魔を目撃しその黒幕から追われることになるが…。