ユシンが風月主になることを阻止したいミシルは、ユシンと復耶会のつながりを指摘する。その疑いを晴らしたいなら、復耶会の首長の首を取って来いという。復耶会との同盟を裏切り、伽耶民を捨てるわけにはいかないユシンは悩んでいた。そんな中、トンマンはユシンに対する抑えきれない気持ちをピダムに明かしてしまう。
比才の決勝戦で、ピダムがわざとユシンに負けようとしていることを知ったチルスクは、ムンノに審議を求める。その結果、ピダムは脱落となり、ユシンはチルスクと再戦することに。満身創痍のユシンだったが、最後まで諦めず、闘志を見せつける。一方、トンマンはチュンチュとの初対面に喜びを隠せないが、チュンチュはつれなくて…。
ムンノの弟子として比才に参加させろと強気な態度をとるピダム。ユシンを風月主にさせたい一心だった。ムンノは予期せぬ出来事に驚くが、弟子として認めざるを得なかった。ユシンはアルチョンと、ピダムはポジョンと準決勝を戦う。同じ頃、チョンミョンの息子、チュンチュが宮廷に向かっていた。
トンマンとユシンは新羅の3つ目の意味「三韓統一」を探り当てる。ムンノに3つ目の意味を問われる花郎たちの中で、ユシンだけが答えられるが、「三韓統一」はあえて明かさなかった。しかし、ユシンは比才の2問目を解いたと認められる。トンマンは自分が王になり、「三韓統一」の大業をいつか成し遂げてみせるとムンノに宣言する。
風月主を選ぶ比才がムンノの主管の下、スタートする。3回戦のうち、まずはポジョンがリード。2つ目は、“新羅”が持つ3つの意味を調べよというものだった。「兵力増強」「新興勢力の育成」は周知の事実だったが、3つ目の意味に誰もが頭を悩ます。国史の改ざんを隠したいミシルは、ポジョンに2つ目の比才は放棄するよう命じる。