ピダムの活躍により、トンマンとチュンチュは宮殿の外へ。宮殿内では、ユシン、アルチョンらが激しい拷問に耐えていた。ミシルは衛国府(ウィグップ)という最高機関を作り、新羅を掌握することに成功。奪った玉璽を使い、陛下の全ての権限を自分が委任すると臣下たちに宣告、逆らう者は死刑と強硬姿勢に出ていた。
乱闘の中、セジョンが何者かに刺された。ユシンたちが罪を着せられ、和白会議に武装乱入した反乱者として、逮捕寸前の大ピンチ。ミシルはさらに陛下も軟禁し、玉璽(王印)を血眼になって探す。間一髪、ソファが持ち出すが、チルスクに奪われてしまう。ミシルは玉璽を使い、トンマンを反乱の首謀者に仕立て、逮捕令を下す。
和白会議を多数決制にするよう発議した案件は、否決に終わった。しかし、トンマンの狙いは貴族たちに和白会議の無用さを知らしめることだった。王位を狙い動き始めたミシルは、ソヒョンとヨンチュンを和白会議に参加できないよう計らい、トンマンを政務から退かせようと目論む。そこに、ユシンが花郎を率いて乗り込んでくるが…。
私が女王になる――ミシルの言葉に誰もが驚く。しかし、トンマンは冷静だった。ミシルの勢力を孤立させようと、大貴族だけ増税する租税案を考え、一緒にミシルを倒そうとチュンチュを説得する。心を決めかねていたチュンチュだったが、祖父のチンジや父親のヨンス、母親のチョンミョンも自分が殺したとミシルから聞かされ、トンマンと組むことに。
チュンチュはソルォンの家からポリャンをさらい、そのまま電撃結婚。これにより、セジョンとソルォンがついに激突する。すべてチュンチュの思惑通りで、彼はミシルを利用して、貴族の分裂を企んでいたのだ。そんな中、トンマンとチュンチュの言葉に衝撃を受けたミシルは清遊に出かけ、ある決意を固めていた。