トンマンは自身の出生の謎を知るムンノを捜していた。ムンノの居場所を知るという詐欺師のチュクパンに騙され、ソルチの村へ。その途中で、姉妹だと知らぬままチョンミョンと出会うが、正反対の二人は反目し合うばかりだった。宮廷では、ミシルがムンノの暗殺計画を進め、その任務を愛人ソルォンとの息子ポジョンに託す。
チルスクから何とか砂漠に逃れたトンマンとソファだったが、ソファが流砂にはまってしまう。母を失い、悲しみに暮れるトンマン。一方、新羅では、チョンミョンの夫ヨンスが太子として認められようと出陣を決意。数日後、チョンミョンに勝利の知らせとヨンスの死が告げられる。身重のチョンミョンは身の危険を感じ、宮廷を去る。
トンマンと仲間の商人たちは取引禁止の茶葉を隠していたため、領主に捕まり、処刑の危機に。トンマンの勇気ある行動で皆は助かる。しかし、15年もの間、トンマンとソファを追い続けていたミシルの護衛兵士チルスクは、トンマンが双子の1人だと確信する。ソファもチルスクの正体に気づき、逃げ出そうとするが…。
ムンノが受けた啓示、それは「ミシルに対抗できる者は北斗七星が八つになる日に現れる」というものだった。北斗“八”星と共に生まれた双子の姫。チンピョン王は侍女ソファに妹トンマンを託し、双子を産んだ事実を隠す。それから15年後、姉チョンミョンは宮廷で、トンマンは自分の出自を知らないまま遠く離れた砂漠でたくましく育っていた。
ペクチョンはついにチンピョン王として即位するが、正室のマヤが行方不明のままで失意のどん底に。今度こそ王妃になれると確信するミシル。しかし、チヌン王に仕えていた花郎の最強兵士ムンノがマヤを連れて舞い戻る。やがてマヤは双子の姫を出産するが、双子は王族男子の血を絶やす不吉な存在として忌み嫌われていた。