フィウムダンの差し金で紙物店から無茶な色紙の注文を受けたサイムダン。紙作りに励むサイムダンを助けたいギョムは夜中に工房を訪れ、こっそりと手伝う。そんな中、サイムダンは近くの河原で流民たちと出会い、一緒に紙作りをすることを提案する。一方、現代。ジユンはソン館長に真作「金剛山図」を見せ、取引を持ちかけるが…。
美人図の裏に何かが隠されていると直感したジユンはヘジョンとサンヒョンを呼び出しナイトクラブの物置部屋で裏打ちを剥がす作業に取り掛かる。一方、ミン教授はジユンたちの行動を怪しみ助手たちに見張らせていたが、ジユンが古い絵画を持っていると確信して賄賂を使いクラブに乗り込む。やがて物置部屋のドアの前にミン教授の影が…。
フィウムダンを訪ねたギョムは彼女が旅籠の娘ソクスンだと気付く。その頃、ヒョルリョンは母が恨めしくて泣いていた。一方、現代。ウンスはジユンが解雇されたことで、心に傷を負ってしまう。ラドに目を付けられ「金剛山図」の国宝指定に反対する嘆願書が出されたと知ったミン教授はジユンの仕業だと決めつけ、彼女の家に押しかけるが…。
ギョムの行動を怪しむ大臣たちの声に、密命を気付かれたかと気が気ではない中宗。苦労の甲斐あって紙作りに成功したサイムダン。だが大事な紙をマンドゥクに持ち逃げされてしまう。一方、比翼堂では中部学堂の生徒と母親の親子詩画展が開かれる。フィウムダンはサイムダンを傷つけようと、詩画展のお題を“雲平”と決めるのだが…。
ジユンが大学を解雇されたと知って激しくなじる姑。だがジユンは知られことで、むしろ気が楽になっていた。一方、朝鮮時代。サイムダンは紙職人だというマンドゥクから紙作りを習い始める。その頃、ヒョルリョンは中部学堂入学早々、いじめに遭っていた。そんな頃、フィウムダンは親子一緒の詩画展の開催をペクとギョムに提案する。