王宮内に捕らえられていたドチが行方をくらます。そんな中、カヒはソン内官から預かっていた「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」を、ひそかに光海君(クァンヘグン)に手渡すのだった。それから6年後。王妃の産んだ嫡男である大君(テグン)を世子(セジャ)として推す一派と対立していたホ・ギュンは、光海君の支持者たちを集めて頻繁に会合をひらいていたが、謀反の罪で捕らえられてしまう。
新しい王妃として光海君(クァンヘグン)らが推薦した娘が急死し、ドチの推すキム・ジェナムの娘が王妃となる。ドチの悪行を食い止めようとしていた光海君は、王妃に男児が生まれることを危ぶむキム貴人(クィイン)と手を結び、宣祖(ソンジョ)の前でドチを告発するが、それを見越していたドチに先手を打たれてしまう。ドチは謀反の口実のため、再び「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」を探し始める。
カヒが光海君(クァンヘグン)と一緒にいる姿を目撃して、動揺を隠しきれない宣祖(ソンジョ)。一方、宣祖は女真と和睦を結ぶと言い出し、光海君に彼らを呼び集めるように指示する。そんな折、光海君はドチが大同契(テドンゲ)の頭領だったことを知る。ドチは新しい王妃を迎えれば必ず嫡男を得られると宣祖に吹き込み、観相による王妃選びが行われることになるが…。
明の使臣をもてなす席で毒入りの酒が出され、明の武将が死んでしまう。明の使臣は大量の銀塊と共に臨海君(イメグン)を明に送るよう要求し、宣祖(ソンジョ)は困り果てる。光海君(クァンヘグン)は酒に毒を盛ったのは女真の者の仕業だと知っていたが、将来を見越して和睦を図ろうとする。一方、ドチは光海君が女真と結託して王位に就こうとしていると宣祖に吹き込む。
ヌルハチの登場によって部族統一を進め、いつの間にか北方で強大化していた女真族。光海君(クァンヘグン)は、ホ・ギュンから受け取った女真の密旨の内容に驚き警備を固めるが、間者らはすでに王宮に深くまで侵入していた。そんな中、宣祖(ソンジョ)がカヒを寵愛することにキム貴人(クィイン)は激しい嫉妬を燃やし、ドチに相談する。ドチは新たな計略を立て始めるが…。