
亡くなった恩師パク・テスの孫を捜していたオクニョ。それがソン・ジホンだと分かり、彼にそのことを伝えようとするが…。凶作の影響で、典獄署(チョノクソ:監獄)への米の支給が絶たれる。オクニョはこの危機を乗り越えようと、米を手に入れるための策を考える。一方、民衆が飢えているのに、チョン・ナンジョンは誕生日に豪勢な祝宴を開く。ある日、役人が典獄署の視察にやってくる。
ユン・テウォンが母と慕うユン・ウォニョンの正妻は毒のせいで体がすっかり弱っていた。オクニョが使用人を問い詰めたところ、毒を盛ったのはチョン・ナンジョンの指示だったと証言しようとするが…。一方、ユン・テウォンは人づてに父ユン・ウォニョンが会いたがっていると知らされる。
謀反に加担したとして捕らえられてしまったユン・テウォン。オクニョは、謀反騒動はチョン・ナンジョンによるでっちあげだと伝えるため、文定(ムンジョン)大妃(テビ)への謁見を求める。一方、オクニョは、ユン・ウォニョンの正妻に毒を盛っていた使用人が、男たちに襲撃されるところに出くわす。
投獄された朝廷の権力者ユン・ウォニョンを出所させるため、側室のチョン・ナンジョンは驚きの策を着々と進めていた。一方、ユン・テウォンが母と慕う女性の体調が悪化。オクニョは女性の食事に毒が盛られているのではないかと疑う。調べた結果、簡単には手に入らない毒薬が使われたことが分かる。いったい誰が女性を殺そうとしているのか?オクニョとユン・テウォンは黒幕を探すことに。
絶対的権力を持つ文定(ムンジョン)大妃(テビ)に謁見したオクニョ。師であり体探人(チェタミン・密偵)のパク・テスがユン・ウォニョンの差し金で殺されたことを話し、大妃はその言葉を信じる。オクニョは望みを聞かれ、典獄署(チョノクソ・監獄)の茶母(タモ・使用人)に戻してほしいと頼む。そして、大妃は、自分の命に背いたユン・ウォニョンの官職を剥奪し、捕らえるよう命じる。