ミョヒャンとチェ係官に謀られ、キム師匠は牢獄、ホンは救疾幕(クジルマク)に送られる。養母の豹変ぶりにぼう然とするホン。その頃、漢陽では財産を狙って正妻の座に着いたマクスンがカン大房を毒殺。カン大房急死の報は済州にも届き、青ざめる係官に師匠は、カン大房はチョン刑判に殺されたと言い放つ。救疾幕に入ったホンは、そこでかつて済州から逃げようとしたペク・ソレと再会。そして彼女の口から母の死とホンが妓生になった真相を聞き…。
海女頭からホンの母ウノンの死の真相を聞いた師匠は、事実を言わない代わり妓生をやめさせるようミョヒャンに命令。一方、アワビの不正事件を調べていたホンスも海女頭から重要な証言を得る。追い詰められたミョヒャンとチェ係官は海女頭を殺し、さらにホンも投獄。何としてもホンを助けたいユジは、自分が捕まるのも顧みずホンスに不正の証拠が書かれた帳簿を手渡す。一件落着かと思われたその時、都のカン大房が急死したとの知らせが届き…。
水揚げ式直前に感動の再会を果たしたホンとキム師匠。師匠はホンが妓生になっていたことに驚き、ホンが平民の娘であることを証明して妓生をやめさせようとする。一方、アワビの不正事件の捜査で済州に来たホンスは、友人で西門問屋の大行首カン・ユジと再会。ユジはホンにホンスを紹介するが、ホンは妓生になった自分を恥じ、名乗り出ることができない。その頃、ホンの母親を知る海女頭を訪ねた師匠は、重大な事実を知り…。
トンアを救うためミョヒャンの養女になったホンは、7年後、美しい妓生に成長していた。ある日、水揚げを断ったホンの親友が殺される。親友の母を弔問したホンは、不条理な献上品の実情と献上品の一部が西門問屋に流れている事実をつかむ。同じ頃、都で献上品の不正を知ったキム・ウンリョルは調査のため済州行きを決意するが、カン大房がこれを妨害。代わりにチョン・ホンスが済州に到着する。さらに、キム師匠も済州にたどり着く…。
済州島への密航に成功したホンは東門問屋に居候しながらキム師匠とトンアの行方を捜す。自分の食いぶちを稼ごうと妓生たちに白粉を売ったら大当たり。しかし、それが仇になって東門から追い出されてしまう。一方、カン大房の追っ手に捕まるもチョン・ホンスの助けで解放されたトンアは、ホンを求めて済州島にたどり着く。3か月ぶりに再会した2人は都への脱出を図るが、ホンの才能に目をつけた行首妓生ミョヒャンの策略にはまり…。