メバク商団に捕まり売られることになったスンニャンとマクセン。スンニャンは牢でノ尚宮の鏡の中から血書を見つけ、本物であるかをマクセンに確認する。商団が遼陽行省を訪れた時、スンニャンに気が付いたペガンによってスンニャンは無事買い戻される。ワン・ユがヨンチョルの姪と結婚することを知ったスンニャンは、高麗には戻らず元に留まりヨンチョル一族への復讐することを決意し、側室候補に名乗りを上げるのだった…。
洞窟で一人出産したスンニャン。ワン・ユに名付けてもらうまではその子の足にある星形のホクロに因み、星を意味する「ピョル」と呼ぶことにする。洞窟に追っ手が迫りスンニャンはピョルを背負って逃げるが、とうとう断崖に追い詰められてしまう。格闘になりピョルは追っ手の親衛隊員と崖下に落ち、スンニャンもヨム・ビョンスの矢に胸を撃たれ崖から落ちてしまう。その知らせはやがてタファンとワン・ユにも届き、2人は激しく涙を流すのだった…。
タファンはスンニャンを掖庭宮に匿うようトクマンに命じる。トクマンはスンニャンの怪我を見た際にスンニャンの懐妊を知り、彼女にそれを告げる。スンニャンは不安を覚えるが、ノ尚宮に励まされる。4ヶ月後に感業寺で出産するパク・オジンが宮殿の外に出る時にスンニャンも脱出することとなり、掖庭宮でノ尚宮と過ごすスンニャン。その頃高麗では、元との交易で偽の交鈔が使われている事が判明し、ワン・ユが解決に乗り出していた。
スンニャンの知らせによってヨンチョルが生きている事を知ったワン・ユとペガン。殺すつもりだったタンギセに協力し、反乱軍を鎮圧する。反乱に乗じてヨンチョルを暗殺しようと目論んでいたタファンもまた、スンニャンに急を知らされ計画を中止する。反乱は失敗に終わり、捕虜の自白により皇太后が罪を被る。再起を誓う皇太后は、ワン・ユとペガンにヨンチョル討伐のための力を蓄えるよう約束させ、宮中を去っていくのだった…
毒に倒れたヨンチョル。ワン・ユは疑いを避けるため、逃げずにヨンチョルの経過を見ることにするが、怒るタンギセに捕まってしまう。タンギセは毒を盛ったか否かに関わらずワン・ユを殺そうとするが、タナシルリはそれを止め、ワン・ユに協力を求める。しかし、瀕死のヨンチョルを見て死を確信したワン・ユは、皇太后に協力を申し出る。皇太后から復位の約束を取り付けたワン・ユは、高麗に帰ったら王妃になって欲しいとスンニャンに求婚する。